「ふつおた」がなかなか採用されないという方へ。
もしかしたら文章が真面目すぎるのが原因かもしれません!あなたの文章を見て、読み手は退屈しているかも…
真面目に書くことの何が悪いんだ?
「エピソード系のふつおた」においては大問題!!
真面目すぎると堅苦しくて息が詰まることも多い。
そういったメールで番組を盛り上げるのは至難の業と言えるでしょう…
誰かと会話する場面を想像してください。
どっちの方が会話は盛り上がると思いますか?当然、「真面目な内容+雑談」ですよね?
「ふつおた」はコミュニケーションツール。推しと会話をするようなものです。
「真面目すぎるふつおた」は盛り上げるのが大変。
真面目なテンションのメールに対して、場を盛り上げるのは難しい傾向にあります。真面目に書くと、どうしても似たりよったりな文章になってしまう。当たり障りのない文章で無個性。
個性をイマイチ感じないので、印象に残りづらい。メールチェックの段階で最後まで読んでもらえない可能性も出てきます!!
「ふつおた作り」において真面目すぎるのはデメリット。礼儀正しければいいとは限らないんです。
真面目さのデメリットを克服するために必要となるのが「遊び心」。ふつおたに遊び心を入れるには「キャッチコピー」が不可欠なんです!!
この記事では「キャッチコピー」の作り方を解説します。
ふつおたにキャッチコピーを取り入れて、真面目なだけの文章から脱却。私の場合、こうして採用数が増えました!!
ぜひ、キャッチコピーを取り入れて、あなたも採用数を増やしてください♪
【キャッチコピーは「相手を惹きつける言葉」】
ここでいうキャッチコピーとは「相手の注意を惹きつける言葉」です。
誰しも一度は、広告のメッセージに目を奪われたことがあると思います。街中で見かけたり、Twitterで見かけたり、You Tubeで見かけたり…
へぇ…こんなのあるんだ
ちょっと気になるかも
「一瞬で相手の注意を惹きつけるための言葉」、それがキャッチコピーです!!
【人間の脳は飽きっぽい】
キャッチコピーは本来ビジネス、もっといえばマーケティングの世界で使うものです。なぜ、わざわざ「ふつおた」でキャッチコピーを使う必要があるのか。
推しの好奇心を刺激して、最後まで楽しんでもらうためです!!
人間の脳は飽きっぽい。単調なモノを見ると興味を失い、集中力は低下します。
・真面目だけの文章は退屈を感じる
真面目な文章だけのふつおたを読む。イメージ的には「退屈な授業を受けるときの状態」。
しんどいですよね。
ふつおたにおいて、退屈を感じさせることは致命的で、これは採用数の伸び悩みを招きます。
推しを退屈させないためにも「キャッチコピー」を使って、文章にアクセントを付ける。こうすることで、最後まで興味を持って文章を読んでもらえるんです。
私の場合、キャッチコピーを使い始めてからメール採用数が増えました。
おそらく「メールチェック」で最後まで読まれる機会が増えたから。
そのため「使えそう」と判断される回数が増えたのだと感じます。
(読まれるなら、推しに少しでも楽しんでほしい!!)
推しの喜ぶ顔が見たいと思うのは、我々オタクならあるあるですよね?それなら「キャッチコピー」を使って文章を書くしかありません!
【キャッチコピーで言葉を言い換える】
ふつおたで使うキャッチコピー。使用イメージは「言葉や表現の言い換え」です。
出来事の状況や人物の心境などを表す際にキャッチコピーを使う。これにより臨場感のある文章にできます。
キャッチコピーを考える作業は連想ゲームをするイメージ。「○○といったら□□」で、どんどん言葉を連想していきます。
バナナと言ったら黄色。黄色と言ったらレモン。
イメージはこんな感じ。
・マンダラフレームで連想すべし
連想をする際には「マンダラフレーム」を使うのがおすすめ。これは3×3マスから成るモノです。
使い方は、
- マンダラフレームの中心に言葉を書き込む
- 頂点から時計回りに言葉を連想していく
たったこれだけです。マンダラフレームの使い方を実例で確認してみましょう。
例:おかかふりかけが乗っている白米
連想した言葉で良さそうなモノがあれば、それをもとにキャッチコピーを作ります。
もし、連想した言葉がいまいちだったら…納得できるまでマンダラフレームを使って連想作業を続けましょう!!連想類語辞典を使って作業をすれば連想する言葉を見つけやすくなりますよ!!
言葉の連想には慣れが必要。連想作業に取り組んだ人のほとんどは、最初苦労します。上手くいかないのは、能力が無いのではなく「慣れていない」だけです。
なかなかスムーズに連想作業ができなくても落ち込む必要はありませんよ!!
【採用されたふつおたでキャッチコピーを実践】
私がどのように「キャッチコピー」を作っているか実践したいと思います。今回は実際に採用された「ふつおた」を例文にしています。
ふつおたを作るには、まず「ネタ」の準備が必要。
・テーマは「ふりかけが大嫌い」
実例で使う「ふつおたのネタ」の大まかな流れは以下の通りです。
- 要点
お弁当のご飯の上に「おかかふりかけ」が大量にかけられていた - 状況説明
白米好きの自分にとっては鬼畜の所業 - 出来事・行動
いわば「ふりかけ」は白米好きにとっての天敵 - 結末
白米好きとしてこれからも「ふりかけ」を断固として認めない
ひとことで言えば「ふりかけが大嫌い」という話です(笑)。
「ふつおたのネタ」を肉付けして、文章量を増やしたのがコチラ。
【キャッチコピー前】
赤文字の部分をキャッチコピーに変換していきます。
「キャッチコピー」の作り方は以下の通り。
- マンダラフレームで言葉や表現を連想する
- その中から気に入ったモノを「キャッチコピー」として使う
例えば、「おかかふりかけが乗った白米」でキャッチコピーを考えると…
マンダラフレームを使って、上記のような言葉が浮かんできました。この中から「黒ギャル」を選んでみます。
さきほどの文章にある赤文字の言葉を、キャッチコピーに変換するとこんな感じになりました。
【キャッチコピー前】
【キャッチコピー後】
こんな感じですね。
- おかかふりかけが乗った白米
→黒ギャル - ふりかけ大嫌い
→ふりかけ撲滅委員会会長 - 白米好き
→白米ラヴァー - 白米の味を楽しみたいんや。邪魔すんなよ
→ワイは白米っちの味を楽しみたいんや。意地悪はやめてクレメンス~ - ふりかけとの対決
→わっしょいとふりかけの仁義なき戦いは続く
赤文字の言葉をキャッチコピーにすることで、遊び心ある文章にできました。
文章のクセが強いのは気にしないでください(笑)
推しに合わせた結果、こうなっています(爆笑)
・読み手を退屈させない「キャッチコピー」
ふつおたの文章にキャッチコピーを使うことで、読み手の好奇心を刺激できます。相手を退屈させない文章、それが「キャッチコピー」です!!
キャッチコピーのおかげで採用経験多数!!
推しの番組ではメール採用数60通超えを達成しました!!
- 推しの番組でのメール採用
- 推しからの認知
「キャッチコピー」のおかげで、私はこれらの目標を達成できました。
キャッチコピーを制する者が、ふつおた作りを制す。
【まとめ】
以上、キャッチコピーの考え方について解説しました。内容を復習してみましょう。
- ふつおたにおいて真面目すぎるのはデメリット
- ふつおたには「遊び心」が必要
- キャッチコピーは「一瞬で相手を惹きつける言葉」
- 大切なのは「相手の好奇心を刺激すること」
- 言葉や表現を言い換えてキャッチコピーを作る
- キャッチコピー作りには「連想ゲーム」がおすすめ
ふつおたが不採用続きなのは、文章が真面目すぎるのが原因かもしれません。真面目な文章だけのふつおたは、堅苦しい印象を与える。推しは心の距離を感じてしまいます。
そういったメールで番組を盛り上げるのは正直キツイ。
推しとの心の距離を近づけるためには「遊び心」が必要です!!「キャッチコピー」を使って、目指せ!!「推しと心の濃厚接触」♪
あなたのふつおたが採用されることを願っています!!
「伝わる文章の書き方」はこちら
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【参考文献】
- 『ザ・コピーライティング――心の琴線にふれる言葉の法則』著ジョン・ケープルズ
- 『クリエイティブ・シンキング入門』著マイケル・マハルコ
- 『ザ・マインドマップ』著トニー・ブザン、バリー・ブザン
- 『LIMITLESS 超加速学習』ジム・クウィック(著)
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