こんにちは!わっしょいです。
今回は文章構成法シリーズ5弾「SEE-Iメソッド」をご紹介します。
「SEE-Iメソッド」は、説明力が上がる文章構成法です。
この文章構成法には4つのポイントがあり、
このメソッドの順番通りに書くだけで、説明力のある文章が完成します。
「SEE-Iメソッド」を使って、あなたの文章の「説明力」をもっと上げてみませんか?
記事の最後で「おすすめの文章構成法」をご紹介します。
良ければチェックしてくださいね♪
【SEE-Iメソッドとは?】
「SEE-Iメソッド」は、ジェラルド・M・ノージック博士が推奨する説明の技法です。
博士は「クリティカルシンキング(複数の視点で捉える思考術)」の研究で有名な人物。
「SEE-Iメソッド」は、4つの要素からなる文章構成法です。
- S:State IT=説明する
- E:Elablate=精微化する
- E:Exemplify=具体例を出す
- I:Illustrate=図示化する
この順序で説明を試みると、相手が理解しやすい内容にできます。
State IT:説明する
まず1つ目のステップは「State IT(説明する)」です。
伝えたい内容を簡単に説明することで、何についての話なのかを相手に理解してもらいます。
例えば、「ふつおた」を説明する場合では、
「ふつおた」とは、ファンが推しの番組に送るメールのことで、
「ふつうのおたより」の略称です。
これくらい大まかな説明で大丈夫です。
「State IT(説明する)」は、どんな内容の話なのか雰囲気を掴めればOK!!
Elablate:精微化する
2つ目のステップは「Elablate:精微化する」。
ここでは、1つ目のステップで説明した内容の詳細を語ります。
抽象的だった説明を、具体的なモノにする感じですね。
「ふつおた」の説明に当てはまると、
「ふつおた」は、日常をテーマにした内容です。
なので、ファンがどのような日々を過ごしているか、推しは把握できます。
「ふつおた」は、ふつうのおたよりの略称で、
ファンが「自分の日常」を、推しに伝える内容だということを相手に示せました。
「精緻化する」のステップでは、内容を具体的にしたいので、
「相手がすぐ理解できる言葉や表現」を使うのがポイントです。
Exemplify:具体例を出す
3つ目のステップは「Exemplify:具体例を出す」。
「具体例(反例)」を出すことで、相手は内容をよりイメージしやすくなります。
内容が想像できれば、理解しやすいのは当たり前っちゃ当たり前の話ですね。
「ふつおた」の例では、
「ふつおた」には、2種類のメールがあります。
「感想メール」は、「推しの出演作品やイベント」についての内容。
「エピソードメール」は、「自身の日常で起きた出来事」についての内容。
ファンが、どのような日常を過ごして、どのような体験をしたのか。
推しが、それらを追体験できるモノこそ「ふつおた」なんです。
このように具体例を提示することで、
「ふつおた」が、誰に、どんな結果を、もたらすのかがわかっちゃう。
Illustrate:図示化する
4つ目のステップは「Illustrate:図示化する」。
「イメージの力」を使って、相手の理解度をさらにアップ。
イメージ図やイラスト、たとえ話やアナロジーなどで、内容を「視覚化」します。
「イメージできるか」によって、物事への人の理解度は大きく変わります。
伝わる文章にするためには、
「相手に馴染みのあるモノ」を使って「イメージ」を伝えてください。
「ふつおた」の説明で言うと、
「ふつおた」のおかげで、推しとファンは互いに繋がりを感じられる。
いわば、気楽に送れる「ファンレター」みたいな存在が「ふつおた」なんです。
「ふつおた」を「ファンレター」に例えたことで、
ポジティブなイメージが浮かんできたと思います。
私の場合は、「推しとファンの笑顔姿」が浮かんできました。
そこから「ふつおた」に感じたのは、温かい印象。
「ふつおた」は、推しとファンにとって大切な存在というキラキラしたイメージで溢れています。
「SEE-Iメソッド」で書いた「ふつおた」の説明文は、こんな風になります。
- 「ふつおた」とは、ファンが推しの番組に送るメールのことで、
「ふつうのおたより」の略称です。 - 「ふつおた」は、日常をテーマにした内容で、
「ファンがどのような日々を過ごしているか」を、推しは把握できます。 - 「ふつおた」には、2種類のメールがあります。
「感想メール」は、「推しの出演作品やイベント」についての内容。
「エピソードメール」は、「自身の日常で起きた出来事」についての内容。
ファンが、どのような日常を過ごしていて、どのような体験をしたのか、
推しが、それらを追体験できるモノこそ「ふつおた」なんです。 - 「ふつおた」のおかげで、推しとファンは互いに繋がりを感じられる。
いわば、気楽に送れる「ファンレター」みたいな存在が「ふつおた」なんです。
「5W1H」や「形容詞」などを使うと、言葉が具体的になるので、
より想像力が湧く文章になります。
【まとめ】
説明力アップな文章構成法である「SEE-Iメソッド」をご紹介しました。
- State IT:説明する
- Elablate:精微化する
- Exemplify:具体例を出す
- Illustrate:図示化する
ぜひ「SEE-Iメソッド」を使って、
あなたの文章をさらにわかりやすいモノにしちゃってください!!
【おすすめ文章構成法はこちら】
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