こんにちは!!わっしょいです。
推しの番組にメールを投稿しているけど、なかなか採用されない。
不採用が続くと精神的にキツイですよね…
もしかして、「起承転結」の構成でメールを書いていませんか?
実は「起承転結」が原因で不採用となっている可能性があります…
そこで、おすすめしたい文章構成法が「結・起・承転・結」。
今回は、採用という観点から「 結 ・起・承転・結」でメールを書くべき理由をお伝えします。
内容は以下の通りです。
- メール作りにおいて「起承転結」がダメな理由
- 採用を目指すなら「結・起・承転・結」がオススメな理由
- 採用されたメールで「結・起・承転・結」を確認
【結論:ラジオメールは「結起承転結」で書くのがオススメ】
文章構成法は主に2種類あります。
- ストーリー型|最後に結論がわかる
→例:起承転結 - プレゼン型|最初に結論がわかる
→例:PREP法
これらの構成法から良い部分を取った文章構成法が「結・起・承転・結」。
「起・承・転・結」を結論ファーストに変形した構成です。
「結・起・承転・結」は、ストーリー性と論理性を兼ね備えている。
なので、わかりやすい文章を書けます。
【なぜ「メール作り」において「起承転結」はダメなのか?】
・ストーリーを語れる「起承転結」
「起承転結」は最もポピュラーな文章構成法です。
誰しも一度は国語の授業で耳にしたことがあるはず。
起承転結は、
- 起:物語の前提を説明する
- 承:最重要な出来事が起こる
- 転:その出来事の解決に取り組む
- 結:その結果を書く
以上の4つの要素から成る文章構成法です。
「起承転結」の構成では、「結」の部分でどんな話だったのか明らかにします。
言い換えれば「結」にいたるまでの過程を、丁寧に描いていく文章構成法が「起承転結」なんです。
物語は「転(結)」で、一番の盛り上がり(クライマックス)を迎えます。
『桃太郎』で「起承転結」を確認してみましょう。
『桃太郎』のクライマックスは「転:鬼退治に成功した場面」ですね。
このように「起承転結」であれば「ストーリーを語ること」ができる。
どんな過程を経て、物語が終わりを迎えるのか、相手の注意を最後まで惹きつけることが可能です。
ストーリーは、人を惹きつける力を持っています。
この力をもっと具体的な言葉にすると、
- 内容に共感しやすくなる
- 話を理解しやすくなる
- 話が記憶に残りやすくなる
つまり、物語で語ればメッセージが相手の心に届きやすくなるんです。
文章にストーリー性を与えることができる「起承転結」は、
ストーリーテリング(物語を語る)と相性の良い文章構成法です。
・最後まで読んでもらえる事が前提の「起承転結」
「起承転結」は、ストーリーを語れますが、前提として「最後まで読んでもらう必要」があります。
プロの作家ならまだしも、私達のような一般人が「最後まで読みたくなる文章」を書くのは至難の業。ほとんどの場合、最後まで読んでもらえないでしょう。
「メール投稿」で言えば「最後まで読まれないメール=不採用」を意味します。
・採用のカギは「メールチェック」を突破できるか
大前提として、投稿されたメールは「メールチェック」されます。
番組のスタッフさんが「採用メール」を毎回選別しているわけなんです。
スタッフさんは、いくつもの番組を掛け持ちしているのが一般的。
多忙を極めるためメールチェックにあまり時間をかけたくない。
効率的に手早く採用メールを選びたいというのが本音でしょう。
スタッフさんの立場になったとき、どちらのメールの方が内容をチェックしやすいと思いますか?
- A:最初の部分を読んで、内容のイメージがつかめるメール
- B:最後まで読んで、やっと内容をつかめるメール
Bのように「起承転結」で書かれた文章は、
最後まで読まなければ内容がわからないので、メールチェックに時間がかかります。
Aのように「結論ファースト」な文章であれば、
採用できそうか、番組が盛り上がりそうか、すぐに判断できます。
・メール採用と「起承転結」の相性は悪い
採用プロセスと相性が悪い「起承転結」ですが、一方で「ストーリーを語ること」が出来ます。
ストーリーを語ることには、以下のようなメリットがありましたね。
- メールの内容がわかりやすくなる
- 相手の共感を得られる
- 相手の記憶に残りやすくなる
「わかりやすさ」、「共感のしやすさ」、「記憶の残りやすさ」は、採用率アップに貢献します。
なので「ストーリーを語ること」は、ぜひとも抑えておきたい重要なポイント。
そこで「起承転結」をアレンジした文章構成法である「結・起・承転・結」の出番なんです!!
【「結・起・承転・結」で書くべき3つの理由】
「採用」という観点から見ると「結 ・起・承転・結」を使う理由は3つあります。
・理由①「結論ファースト」でメールチェックが楽になる
「結・起・承転・結」は、どんな内容か冒頭でイメージできるので、理解がしやすくなります。
この構成法をより具体的な言葉で説明すると、
このように説明できます。
「メールチェック」を通過しやすい傾向にあるメール。
それは、冒頭を読んでみて興味をそそられるモノです。
いわゆる「結論ファースト」のメール。
スタッフさんは「番組が盛り上がるか否かの判断」が容易になり、
興味を惹かれたメールを優先的に読むことで、効率的に採用メールを選べる。
「結・起・承転・結」は、スタッフさんに優しい文章構成法と言えるんです!!
・理由②「初頭効果」と「親近効果」により、内容を相手の印象に残せる
「結 ・起・承転・結」は、要点(結末)を最初と最後に繰り返す構成です。
これにより「初頭効果」と「親近効果」が発生するため、内容が相手の印象に残りやすくなります。
- 初頭効果:「最初」に触れた情報が印象に残りやすい傾向のこと
- 親近効果:「最後」に触れた情報が印象に残りやすい傾向のこと
たとえば、好きなアニメの劇場版がどんな内容だったのか思い出すとしましょう。
多くの場合、頭にすぐ浮かんでくるのは「冒頭や結末のシーン」ではないでしょうか?
それもそのはず…
人間の記憶に残りやすいのは「最初(初頭効果)」と「最後(親近効果)」の部分だから。
「メール作り」においても、一番伝えたい部分である「結」を2回繰り返すことで、
相手にメールの内容を、より印象づけることが可能になるんです。
メールが相手の印象に残れば「メールチェック」を生き残る可能性も高まります!!
・理由③「利用可能性ヒューリスティック」で、良いメールに見える
「記憶に残る」ということは「内容を思い出しやすい」ということを意味します。
人間には「利用可能性ヒューリスティック」というバイアス(先入観)が存在します。
これは「すぐに内容を思い出せる内容=優れている」と感じる傾向のことを言います。
例えば、メールチェックの場面だと、
- 「結・起・承転・結」のメールは、初頭効果と親近効果で内容が印象に残る
- 他のものと比べて、印象に残った内容の方が「良い内容」に感じる
- 番組で使える内容と判断され、採用メールに選ばれる
これが「利用可能性ヒューリスティク」の効果です。
つまり「結・起・承転・結」でメールを構成すれば、
メールチェックをするスタッフさんに「良い内容のメール」だと感じてもらいやすくなる。
そして「番組が盛り上がる内容」だと判断されやすくなり「採用される可能性」が高まります。
常連がよく採用される理由も「利用可能性ヒューリスティック」で説明可能です。
他のリスナーと比べて、常連リスナーのRNは思い出しやすい。
その影響でメールの内容が面白いと感じ、採用につながりやすくなる。
「結・起・承転・結」から得られる恩恵
「結・起・承転・結」でメールを構成すべき理由は、以下の恩恵があるから。
- スタッフさんのメールチェックの負担を軽減できる
- 「初頭効果」と「親近効果」により、内容が相手の印象に残る
- 「利用可能性ヒューリスティック」により、印象に残った内容は良いモノに感じる
- 「良いメール」と判断されれば「メールチェック」を突破する確率がアップする
「結・起・承転・結」でメールを書けば、採用へ大きく近づくことが可能になります!!
【採用メールで「 結 ・起・承転・結」を確認】
私は「結 ・起・承転・結」の文章構成法を使うことで、
推しの番組である『にししのらじじ』で数々のメールを採用してもらえています。
おかげさまで、採用数は60通以上に登ります。
これから、実際に採用されたメールをご紹介しますので、
「結 ・起・承転・結」で書かれた文章のイメージを掴んでいただければと思います。
「結 ・起・承転・結」は、
短文~長文まで自由自在に書けます!!
・ふつおた:OKサイン
【結】要点・結果
「女の子と下ネタで盛り上がったらOKサインだと思うよな??」
【起】状況説明
この間、知り合いに神妙な顔でこう訊かれたんです。
なので『そんなん100%イケると思うね~』と答えました。
【承転】出来事・行動
すると彼は悲壮感を漂わせながら、
「だよな!!ところがさ…ダメだったんだよね~」と苦笑い。
【結】要点・結果
そしてボソッと「誰でも良いから夜のOKサインを定めてくんねぇかな…」と呟いていました。
【質問】
もし「夜のOKサイン」を定めるとしたら、どんなサインが良いと思いますか??
206文字
・変なおじじ(コーナーメール):獅子威しおばば
【結】要点・結果
先週、リモート飲みをしていて、『ししおどしおばば』の存在を思い出したので報告します。
【起】状況説明
中学の時、職業体験をするため10人ほどのグループで幼稚園に行きました。
その時の引率の先生が、寡黙な国語教師「ししおどしおばば」でした。
【承転】出来事・行動
おばばが『ししおどし』っぷりを発揮したのは、昼休憩の時でした。
休憩室で友達とワイワイしていると、ふと視界に「お茶を飲んでいるおばば」が目に入りました。
(こけしみたいな顔してんな~)
眺めていると「ある違和感」を覚えました。
おばばの「飲み方」が変だったんです。
お茶を「ズズズ」とすすった後に、唇を弾いて「ンパッ」という音を立てたんです。
その一連のリズムは、まるで『ししおどし』のようでした。
【結】要点・結果
動物を追い払う道具『ししおどし』。
もしかしたら「中学生というある種の猛獣」を牽制するために、
おばばは『ししおどし』になりきっていたのかもしれません。
以上、「『ししおどしおばば』との遭遇」の報告で~したっ♪
403文字
・恋愛カウンセリング(コーナーメール):美帆ちゃん
【結】要点・結果
美帆ちゃんとワンチャンあったかもっす。
【起】状況説明
彼女とは大学の同じゼミで、ある日、彼女の引っ越し作業を手伝いました。
そのまま、一人暮らしを始める新居でサシ飲み。
気づいたら…マッサージをせがまれていました。
【承転】出来事・行動
手のひらに感じる柔肌。お酒で火照った美帆ちゃんの身体がワイの情動を煽りやす。
(アカン…これはセンシティブ案件や…)
性欲に負けないよう、必死にマッサージに集中。すると声が聞こえました。
悪魔:「部屋にあげて酔っ払ったあげく、マッサージだと??完全に誘ってる!!」
天使:「も…求めているのはマッサージだけだよ!!」
悪魔:「ここで手を出さなかったら逆に失礼だろ??」
天使:「一理ある!!いっちゃえ!!」
堕天使と悪魔のささやきで、性欲バーサーカーになりかけた、まさにそのとき。
(…ワイハ…アユミチャンガ…スキナンヤ)
片想いの相手を思い出し、理性をキープ。全身マッサージするだけで済みました。
(このまま性欲を抑えるの、まぢムリ)
ソッコーで帰宅。
【結】要点・結果
その後、美帆ちゃんとは、みんなで遊んだり旅行したりしました。
もちろん「ワンチャン」はなく。
あゆみちゃんとも何も起こらず。
そのまま卒業。
【質問】
もし、あの日快楽に身を委ねていたら…美帆ちゃんを深く感じられたのでしょうか??
517文字
【まとめ】
メール投稿では「結・起・承転・結」を使うべき理由をお伝えしました。
- 内容がイメージしやすいので、スタッフさんのメールチェックが効率的になる
- 「初頭効果」と「親近効果」により、内容が相手の印象に残る
- 「利用可能性ヒューリスティック」により、印象に残った内容は良いモノに感じる
- 「初頭効果」と「親近効果」と「利用可能性ヒューリスティクス」で採用率アップ
【おすすめ文章構成法はこちら】
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