「ふつおた」を書く際、目の前に立ちはだかる壁…「ネタが見つからない問題」。
ふつおたを書きたいけどネタがない…
ネタが見つからないんだけど、どうしよう…
採用されるには、どんな内容にすればいいの?
この問題に苦しんでいる人は多いでしょう。
実は「ふつおたのネタ」を探すには、ちょっとしたコツがあるんです。このコツを使えば「ふつおた作り」は思うがままに。
なぜ私が341通の「ふつおた」を投稿できたのか…それは「5W1H」や「連想ゲーム」を使って、物事を見るようになったからなんです。
「ネタがない」のではなく、
「ネタを見つけられていない」だけですよ
この記事でお伝えする内容は、
- 「ふつおたのネタ」の集め方
- 「ふつおたのネタ」の見つけ方
- 「ふつおた作り」でのネタの選び方
以上の3つを中心にお伝えします。
ネタ探しに苦労する日々よ、さようなら!!
【なぜふつおたを書けないのか?人間は忘れる生き物だから】
(「ふつおた」を書きたくてもネタが思い浮かばない)
こんな悩みを抱えている人は多いです。
「ふつおた」を書けない理由はシンプル。毎日ネタに遭遇しているのに「気づいていない、覚えていない」だけ。
つまりネタをメモりさえすれば「ふつおたのネタ」は見つかるんです。
「ふつおた作り」は「ふつおたのネタ」をメモることから始まります。
なんの準備もせずに、いきなり書き始めて「ふつおた」を完成させる?そんなんムリムリ!!
えーっと、最近なんか面白いことあったかな
記憶をたどってネタを探そうとする、でもなにも思い浮かばない。そりゃ当然。脳は急に思い出せない。
メモさえ取れば、ふつおた作りなんて楽勝なんです♪
・ふつおた作りに「特別なネタ」は不要
ふつおたは「特別なネタ」がないと書けない、そう思っていませんか?
実は「ふつおたのネタ」は、日常生活の中に隠れているんです。
私は常連リスナーとして、推しに認知してもらっています。
ですが、私はただの一般ピーポーで、文章力も一般的なビジネスマンレベル。
「ノルマという呪い」をかけられた、ただの神奈川県民。
そこら辺にいるごく平凡な人間です。
推しの番組である『にししのらじじ』では、60通以上のふつおたが採用されました。ほとんどの内容が日常生活で体験したことや感じたことです。
採用されたふつおたは、ほとんどが「日常生活のネタ」なんです!!採用メールの中には、自宅から最寄り駅に向かう10分ほどの間で思いついたネタもあります。
ふつおたを書くのに特別なネタなんか必要ありません!!
そもそも面白い体験なんて、そうそう経験できないですよね。
もし日常生活で何か面白い体験をしたなら、それは日頃の行いの成果。自分の幸運に感謝です。
「ふつおたのネタ」は日常生活に転がっています。ネタ探しで意識したいのは「ありふれた出来事をどうやって面白く表現できるか」ということ。
ネタは表現次第で面白くできるんです!
この感覚は料理と同じですね。そこら辺のスーパーに売っている食材でも、調理次第で高級料理の味に大変身。
ネタを活かすも殺すもあなた次第ですっ!!目指せ「ネタの錬金術師」!!
【ネタの集め方】ふつおたのネタはメモる
・ネタは「5つの箇条書き」で集める
「ふつおたのネタ」は「5つの箇条書き」にするのがおすすめです。もっと具体的に言うと「4つの事柄+質問」です。
- 事柄(要点)
- 事柄(状況説明)
- 事柄(出来事&行動)
- 事柄(結末)
- 質問
要点は「ふつおたで一番伝えたいこと」です。アニメでいう「あらすじ」のようなイメージ。
これを最初に置くことで、相手は「どんな内容なのか」を掴める。文章を理解しやすくなるんです。
文章の構成は「要点→状況説明→出来事・行動→結末」を意識すると、まとまります。
ちなみに質問を入れる場合、「事柄(要点)」と関連した内容が理想的です。
「ふつおたのネタ」を150~200文字ほどの文章にすれば、ふつおたの完成。
【ふつおたのネタの見つけ方は「5W1H」と「連想ゲーム」】
・「5W1H」でのネタの見つけ方
「5W1H」は6つの言葉の頭文字を取った名称です。
- WHO:誰が
- WHY:なぜ
- WHAT:何が
- WHEN:いつ
- WHERE:どこで
- HOW:どのように
この「5W1H」というメガネをかけることで、6つの視点で出来事を眺められます。
日常の出来事に6つの視点からアプローチ可能なので、「ふつおたのネタ」が見つかる!
例えば「ラーメン屋に行った」という出来事を「5W1H」でチェックすると、
- WHO:自分、友達、店員、客
- WHY:頑張ったご褒美に食べにきた
- WHAT:醤油ラーメン、餃子、チャーハン
- WHEN:休日
- WHERE:近所にある行きつけのお店
- HOW:「好きなもの」の食べかた
以上のことが見つかりました。
試しに「WHY:頑張ったご褒美に食べにきた」でネタを作ってみます。
- 【事柄:要点】
頑張ったご褒美にお気に入りのラーメン屋に行ったんです。 - 【事柄:状況説明】
食べたのは、大好きなしょうゆラーメン。 - 【事柄:出来事・行動】
久しぶりのラーメンなのでトッピングを贅沢に全部のせ。 - 【事柄:結末】
完食後、(死ぬ前に食べるならやっぱラーメン)と実感しました。 - 【質問】
頑張った自分にどんなご褒美をあげていますか?
こんな感じになります。
「5W1H」を使って出来事を眺めれば、「ふつおたのネタ」が見つかります!!
・「連想ゲーム」でのネタの見つけ方
ふつおたのネタを見つける、もう一つの方法が「連想ゲーム」。いわゆる、バナナと言ったら黄色、黄色と言ったらレモン…のアレです。
連想ゲームで「ふつおたのネタ」を見つける流れは以下の通りです。
- 推しについての情報を集める
- 連想ゲームで「推しと自分の関連性」を見つける
- 見つけた関連性を「ふつおたのネタ」の形にする
①推しについての情報を集める
まずは「推しの情報」を徹底的に集めましょう。SNSは情報の宝庫なので、利用は必須です
本人のツイートはもちろん、番組やファンのツイートも見て情報収集。推しのいいね欄はネタの宝庫ですよ!!
ここでは「女性声優と仲良し」という情報をピックアップします。
②連想ゲームで「推しと自分の関連性」を見つける
連想ゲームをするときは「マンダラフレーム」を使います。
使い方は、
- 中心にキーワードを記入する
- 0時の位置から時計回りに連想ワードを書いていく
さきほど選んだ「女性声優と仲良し」という情報で連想ゲームをしてみます。
こんな感じで、推しと自分に関連性がありそうなキーワードを出していきます。
慣れないうちは一つのキーワードで何度もやることになるでしょう。それで大丈夫!何回も連想していくうちに、良さそうなキーワードと出会えますよ♪
ここでは「名は体を表す」をふつおたのネタにするキーワードにします。
③発見した関連性のある話題で「ふつおたのネタ」を作る
連想ゲームによって「名は体を表す」というキーワードが見つかりました。この関連する話題を「ふつおたのネタ」に変換してみましょう。
- 【事柄:要点】
「アイコちゃん」という名前の知り合いが5人います。 - 【事柄:状況説明】
どの「アイコちゃん」も、みんなかわいいんです。 - 【事柄:出来事・行動】
美少女系に美人系。ショートカットに黒髪ロング。
アクティブ系、クール系、天然おっとりまで勢揃い。 - 【事柄:結末】
「アイコ」という名前だからかわいいのか、
「かわいい」から「アイコ」という「名前」になるのか…とって~も不思議です。 - 【質問】
西さんの場合、どんな名前の人に「かわいい子が多いイメージ」がありますか?
こんな感じで「ふつおたのネタ」の完成。
「名は体を表す」から「ふつおたのネタ」を作ることが出来ましたね♪
こんな感じで「連想ゲーム」を使っても「ふつおたのネタ」は見つかりますよ!!
【どのネタを「ふつおた」として仕上げるか】
「5W1H」や「連想ゲーム」で「ふつおたのネタ」を探し当てることができました。
次は「どのネタを使って、ふつおたを書くべきか」について考えてみましょう。
・ネタ選びの基準は「番組が盛り上がりそうか?」
ここで「採用されるメール」の条件について確認してみます。
採用されるメール=番組が盛り上がる内容=推しのネタ+自分のネタ
「推しのネタ」と「メールのネタ」を上手く結びつけられれば、番組が盛り上がるメールを書ける可能性は非常に高い!!
推しが話題を広げられそうなネタを「ふつおた」にしましょう!!
・判断材料は「推しのイメージ」
しかし、正直なところ、不安を感じる人もいるはず。
このネタで本当に大丈夫なのかな?
番組盛り上がるかな?
盛り上がる内容か迷ったとき、推しをイメージすると判断しやすくなります。
- 推しが楽しく読んでいる姿
- 推しがイキイキとトークしている姿
このようなイメージが湧いてくるネタを優先的に仕上げていきましょう。
推しの笑顔をイメージできるふつおたほど、採用率は高い印象。私の場合、「にししのらじじ」では60通以上のふつおたが読まれました。
・『にししのらじじ』で採用されたネタ
私がメールを送っていたのは『にししのらじじ』という番組です。声優の西明日香さんがパーソナリティを務めている番組。
今まで、どんなネタのふつおたが採用されたかというと…
- 小学生のころ、近所に名物じいさんがいた話
- 好きになった娘、だいたい元吹奏楽部だった話
- あいこちゃんという名前の女の子みんな可愛い説の話
などなどです。
西さんから、何かしらの話を引き出せると思って、これらのメールを送りました。
西さんが、どんな人かというと…
たびたび地元に帰省する家族大好き人間
地元、家族だいすきっ!!
元吹奏楽部
吹奏楽部の部長だった!!
かわいい女の子も大好き
みかしーの顔がホント好き
こんな感じの女性。
「5W1H」や「連想ゲーム」で、西さんとの関連する話題を見つけ、ふつおたを完成させました。
ご覧のとおり、ふつおたのネタは「日常生活で体験した話」や「ふと思った話」です。正直ネタ自体はたいした話ではありません。
それでも採用されたのは、
- ありふれた出来事をどうやって面白く表現できるか
- どんな内容にすれば番組が盛り上がりそうか
以上の点に心血を注いだ結果です。
日常生活のネタは磨き方次第。「石ころ」にもなれば「ダイアモンド」にもなるんです!!
『にししのらじじ』がどんな番組か気になった方は以下の記事をごらんくださいね♪採用されたメールをコーナーごとに公開しています!!
【まとめ】
この記事では「ふつおたのネタを見つける方法」について解説しました。
- ふつおたを書くのに特別なネタは必要ない(日常生活の出来事でOK)
- 日常の出来事を「いかに面白く表現できるか」が重要
- メモは【1つの出来事につき「4つの箇条書き+質問」で構成する】
- ふつおたのネタは「5W1H」や「連想ゲーム」で見つかる
- ネタ選びの基準は「番組が盛り上がる内容か?」
「日常生活はネタの宝庫」です。ぜひアンテナを張り巡らせて、あなただけの「ふつおたのネタ」を見つけてください!!
メール職人にとって、ネタはお金のようなものです。
日常の出来事に「5W1H」や「連想ゲーム」を使うと…ネタをガッポガッポ儲けて、貯金箱はパンパン。気づいたら「ネタ富豪」になっています。
「ネタ富豪」は「ふつおた富豪」への第一歩。その先に待っているのは…「採用される日々と常連リスナーの仲間入り、推しの認知という栄光」です。
YOU CAN DO IT!!
「伝わる文章の書き方」はこちら
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