大物メジャーリーガーたちが参戦する「WBC2023」。
各国の代表選手はどんなプレーヤーなのか気になりますよね。
今回は日本代表侍ジャパンの注目選手をピックアップ。
3回目の頂点に挑む、栗山監督率いる日本代表。
連日、代表入り内定の情報が報道され、WBCは盛り上がりを見せつつあります。
1月26日、WBC2023に挑む日本代表全30名が発表されました。
選手名(背番号) | ポジション | チーム |
大谷翔平(16) | 投手/野手 | エンゼルス |
ダルビッシュ有(11) | 投手 | パドレス |
山本由伸(19) | 投手 | オリックス |
佐々木朗希(14) | 投手 | ロッテ |
今永昇太(21) | 投手 | DeNA |
戸郷翔征(12) | 投手 | 巨人 |
松井裕樹(13) | 投手 | 楽天 |
栗林良吏(20) | 投手 | 広島 |
伊藤大海(17) | 投手 | 日本ハム |
高橋奎二(47) | 投手 | ヤクルト |
宇田川優希(26) | 投手 | オリックス |
大勢(15) | 投手 | 巨人 |
湯浅京己(22) | 投手 | 阪神 |
宮城大弥(29) | 投手 | オリックス |
高橋宏斗(28) | 投手 | 中日 |
甲斐拓也(10) | 捕手 | ソフトバンク |
中村悠平(27) | 捕手 | ヤクルト |
大城卓三(24) | 捕手 | 巨人 |
源田壮亮(2) | 内野手 | 西武 |
村上宗隆(3) | 内野手 | ヤクルト |
牧秀悟(55) | 内野手 | DeNA |
山川穂高(33) | 内野手 | 西武 |
山田哲人(1) | 内野手 | ヤクルト |
岡本和真(25) | 内野手 | 巨人 |
中野拓夢(7) | 内野手 | 阪神 |
鈴木誠也(51) ※怪我で辞退 | 外野手 | カブス |
近藤健介(8) | 外野手 | ソフトバンク |
ラーズ・ヌートバー(23) | 外野手 | カージナルス |
吉田正尚(34) | 外野手 | レッドソックス |
周東佑京(9) | 外野手 | ソフトバンク |
以上の30人でWBCの頂点を目指します。
【侍ジャパンはMLB&NPBのタイトルホルダー大集結】

侍ジャパンに招集されたメジャーリーガーはMLBタイトルを獲得しています。
- リーグMVP
- シルバースラッガー賞
- 最多勝利
- 最多奪三振
- 新人王
- オールMLBチーム
といった主要タイトルに輝いています。

またNPB所属選手も数々のタイトルを手に入れた猛者ばかり。
- 首位打者
- 本塁打王
- 打点王
- 最高出塁率
- 最多勝利
- 最優秀防御率
- 最多奪三振
- 最高勝率
- 沢村栄治賞
- ベストナイン
- ゴールデングラブ賞
WBC2023に挑む侍ジャパンは、メジャー組と国内組が融合したドリームチーム。
注目選手だらけの中から、厳選した選手をご紹介します。
大谷翔平選手(エンゼルス)
大谷翔平
— Los Angeles Angels (@Angels) July 8, 2022
2022年オールスター!
Shohei Ohtani will head to the 2022 All-Star Game as the starting American League Designated Hitter! pic.twitter.com/mtdujCMLEk
- 生年月日:1994年7月5日
- ポジション:投手&野手
- 投打:右投左打
- 身長:193cm
- 体重:95kg
- 所属チーム:ロサンゼルス・エンゼルス
- 今季年俸(23年):3000万ドル/約39億円
- MLBオールスター:2回(2021年、2022年)
※2021年投打同時選出はMLB史上初
22年成績(MLB) | 打率.273、本塁打34、打点95 15勝9敗、防御率2.33、奪三振219 |
通算成績(MLB) | 打率.267、本塁打127 、打点342 28勝14敗、防御率2.96、奪三振441 |
- シーズンMVP:1回(2021年)
- 新人王(2018年)
- シルバースラッガー賞(指名打者部門):1回(2021年)
- エドガー・マルティネス賞:2回(2021年、2022年)
- オールMLBチーム(1stチーム):2回(21年指名打者、22年先発投手)
- オールMLBチーム(2ndチーム):2回(21年先発投手、22年指名打者)

2021年オールMLBチームの投打同時選出は史上初
プレー動画
言わずとしれた二刀流・エンゼルスの大谷翔平選手。
投げては最速163km/h、打っては最大飛距離140mの本塁打を記録する超人です。
メジャー1年目の18年は史上初の「10登板、20本塁打、10盗塁」を達成。
活躍が高く評価され、ア・リーグ新人王を受賞。
21年はオールスター史上初の投手と野手両方で選出される快挙。
シーズンでは9勝、46本塁打と数々の快挙を果たし、リーグMVPに輝きました。
22年はMLBでは初の2桁勝利(15勝)&本塁打34本を記録。
史上初の最多勝&本塁打王同時受賞も射程圏内に捉えています。
【MLB5シーズン】
- 30本塁打以上2回、100打点以上1回を記録
- 2桁勝利1回、防御率2点台1回、200奪三振以上1回を記録
【約140mの超特大ホームラン】
【22年打撃&投球まとめ】
ダルビッシュ有(パドレス)
Yu Darvish is the first pitcher in @MLB history to record 1,500 strikeouts in under 200 games.@faridyu 🇯🇵 pic.twitter.com/METez3wGNW
— San Diego Padres (@Padres) June 22, 2021
- 生年月日:1986年8月16日
- ポジション:投手
- 投打:右投右打
- 身長:196cm
- 体重:100kg
- 所属チーム:サンディエゴ・パドレス
- 今季年俸(23年):1900万ドル/約24億7千万円
- MLBオールスター:5回(2012年、2013年、2014年、2017年、2021年
22年成績(MLB) | 16勝8敗、防御率3.10 、奪三振197 |
通算成績(MLB) | 95勝75敗、防御率3.50 、奪三振1788 |
- 最多勝利:1回(2020年)
- 最多奪三振:1回(2013年)
- オールMLBチーム(1stチーム先発投手):1回(2020年)
※日本人選手初
プレー動画
サンディエゴ・パドレス所属のダルビッシュ有選手。
昨季はチームトップの16勝(リーグ3位タイ)を挙げ、地区シリーズ優勝に貢献。
最速157km/hのフォーシームとスライダーを軸に、多彩な変化球で打者を翻弄する投球スタイル。
【球種/平均球速】
- フォーシーム:95mph(約153km/h)
- スライダー:85mph(約137km/h)
- シンカー:85mph(約137km/h)
- カーブ:76mph(約122km/h)
- スプリット:90mph(約145km/h)
- カットボール:90mph(約145km/h)
- チェンジアップ:88mph(約142km/h)
- スローカーブ:68mph(約109km/h)
11シーズンで2桁勝利4回、防御率2点台2回、200奪三振以上3回。
【1試合12奪三振】
ラーズ・ヌートバー選手(カージナルス)
We have recalled OF Lars Nootbaar from Memphis (AAA).
— St. Louis Cardinals (@Cardinals) July 7, 2021
RHP Carlos Martínez (right thumb ligament sprain) has been placed on the 10-day IL retroactive to July 5. pic.twitter.com/8VHgxillJ9
- 生年月日:1997年9月8日
- ポジション:外野手
- 投打:右投左打
- 身長:191cm
- 体重:95キロ
- 所属チーム:セントルイス・カージナルス
- 今季年俸(23年):80万ドル/約1億400万円
22年成績(MLB) | 打率.228、本塁打14、打点40 |
通算成績(MLB) | 打率.231、本塁打19 、打点55 |
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カージナルスの若手有望株であるラーズ・ヌートバー選手。
22年シーズン途中から外野のレギュラーに定着し、カージナルスの地区優勝に貢献しました。
ヌートバー選手のパワーと選球眼の良さはメジャートップクラス。
また肩の強さもメジャー屈指で知られています。
- メジャートップレベルの打球速度
- 年間30本塁打を狙える長打力
- 四球率14.7%はMLB6位の選球眼の良さ(300打席以上)
- 超強肩を活かした守備
長打力、選球眼、強肩を持ち合わせたヌートバー選手。
将来的にメジャー屈指の外野手になるであろう逸材なんです。
【ホームラン】
【強肩炸裂】
鈴木誠也(カブス)
Welcome to the Chicago Cubs, Seiya Suzuki!
— Chicago Cubs (@Cubs) March 18, 2022
鈴木誠也選手、シカゴカブスへようこそ! pic.twitter.com/wkb6W1CFMz
- 生年月日:1994年8月18日
- ポジション:外野手
- 投打:右投右打
- 身長:180cm
- 体重:83kg
- 所属チーム:シカゴ・カブス
- 今季年俸(23年):1800万ドル/約23億4千万円
22年成績(MLB) | 打率.262、本塁打14、打点46 |
通算成績(MLB) | 打率.262、本塁打14、打点46 |
プレー動画
シカゴ・カブス所属の鈴木誠也選手。
長打力とミート力を兼ね備えた強肩強打の外野手です。
カブスと結んだ契約は5年総額年俸8500万ドル(約110億円)。
メジャー挑戦1年目となった22年シーズンは2桁本塁打に到達。
2年目となる今季はさらなる飛躍が期待されています。
【メジャー初ホームラン】
吉田正尚(レッドソックス)
The #RedSox today signed OF Masataka Yoshida to a five-year contract through the 2027 season. pic.twitter.com/5Jw6a6SYl5
— Red Sox (@RedSox) December 15, 2022
- 生年月日:1993年7月15日
- ポジション:外野手
- 投打:右投左打
- 身長:180cm
- 体重:83kg
- 所属チーム:ボストン・レッドソックス
- 今季年俸(23年):1560万ドル/約20億2千万円
- NPBオールスター:4回(2018年、2019年、2021年、2022年)
22年成績(NPB) | 打率.335、本塁打21、打点88 |
通算成績(NPB) | 打率.327、本塁打133、打点467 |
- 首位打者:2回(2020年、2021年)
※2年連続はパ・リーグ歴代4位タイ - 最高出塁率:2回(2021年、2022年)
- ベストナイン:5回(外野手部門:2018年 – 2021年、指名打者部門:2022年)
プレー動画
23年シーズンからボストン・レッドソックス所属となった吉田正尚選手。
首位打者を2回獲得した日本屈指の好打者です。
契約は5年総額年俸9000万ドル(約117億円)。
メジャー移籍1年目では「日本人野手史上最高の総額年俸」になりました。
NPB7シーズンで3割超え6回、20本塁打以上4回。
山本由伸(オリックス)
山本由伸投手、最優秀防御率投手賞受賞おめでとうございます✨🎉#山本由伸#Bs2022 #プロ野球 #NPB #ORIX pic.twitter.com/J4y3dkuVgS
— オリックス・バファローズ (@Orix_Buffaloes) October 3, 2022
- 生年月日:1998年8月17日
- ポジション:投手
- 投打:右投右打
- 身長:178cm
- 体重:80kg
- 所属チーム:オリックス・バファローズ
- 年俸(23年):6億5000万円
- NPBオールスター:4回(2018年、2019年、2021年、2022年)
22年成績(NPB) | 15勝5敗、防御率1.68 、奪三振205 |
通算成績(NPB) | 54勝23敗、防御率1.95、奪三振753 |
- 最多勝利:2回(2021年、2022年)
- 最優秀防御率:3回(2019年、2021年、2022年)
- 最多奪三振:3回(2020年 – 2022年)
- 最高勝率:2回(2021年、2022年)
- 沢村栄治賞:2回(2021年、2022年)
※2年連続受賞はパ・リーグ史上初 - 最優秀選手:2回(2021年、2022年)
- ベストナイン:2回(投手部門:2021年、2022年)
- ゴールデングラブ賞:2回(投手部門:2021年、2022年
- 投手三冠王:2回(2021年、2022年)
- 投手七冠(五冠+最多投球回+最多完投):2回(2021年、2022年)
プレー動画
オリックス・バファローズの山本由伸選手は日本が世界に誇るNPB最強右腕。
最速159km/hの直球と多彩な変化球で打者を圧倒する剛腕。
2年連続で「投手三冠王(勝利、防御率、奪三振)」を達成しています。
【球種/平均球速】
- フォーシーム/152km/h
- スプリット/144.5km/h
- カーブ/125.1km/h
- カットボール/147.6km/h
- シュート/149.8km/h
- スライダー/138.1km/h
NPB6シーズンで2桁勝利2回、防御率1点台3回&2点台2回、200奪三振以上2回。
村上宗隆(ヤクルト)
村上宗隆選手
— 東京ヤクルトスワローズ公式 (@swallowspr) September 13, 2022
本日の試合で54号、55号本塁打記録を達成しました。
野村克也さんが『とりあえず俺の記録を破れ』その次は、とおっしゃっていましたが王貞治さんの55号に並ぶことができました。#熱燕#swallows#村上宗隆#55号 pic.twitter.com/uyNkmTsWRh
- 生年月日:2000年2月2日
- ポジション:内野手
- 投打:右投左打
- 身長:188cm
- 体重:97kg
- 所属チーム:東京ヤクルトスワローズ
- 年俸(23年):6億円
- NPBオールスター:3回(2019年、2021年、2022年)
22年成績(NPB) | 打率.318、本塁打56、打点134 |
通算成績(NPB) | 打率.281、本塁打160 、打点430 |
- 首位打者:1回(2022年)
- 本塁打王:2回(2021年、2022年)
- 打点王:1回(2022年)
- 最高出塁率:2回(2020年、2022年)
- 最優秀選手:2回(2021年、2022年)
- ベストナイン:3回(一塁手部門:2020年、三塁手部門:2021年、2022年)
- 新人王(2019年)
プレー動画
ヤクルト・スワローズの村上宗隆選手。
昨季3冠王と日本人史上最多56本塁打を放ったNPB最強打者です。
類まれなパワーと、広角に打てるミート力を兼ね備えたパワーヒッター。
5シーズンで3割超え2回、30本塁打以上3回、100打点以上2回。
佐々木朗希(ロッテ)
本日11/3は、 #佐々木朗希 投手の21歳の誕生日です。おめでとうございます!
— 千葉ロッテマリーンズ (@chibalotte) November 3, 2022
▼プロフィールはこちらhttps://t.co/K9HpRkW213#chibalotte #happybirthday pic.twitter.com/xSuuNol9U3
- 生年月日:2001年11月3日
- ポジション:投手
- 投打:右投右打
- 身長:190cm
- 体重:85kg
- 所属チーム:千葉ロッテマリーンズ
- 年俸(23年):8000万円
- NPBオールスター:1回(2022年)
22年成績(NPB) | 9勝4敗、防御率2.02、奪三振173 |
通算成績(NPB) | 12勝6敗、防御率2.10、奪三振241 |
プレー動画
千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希投手。
最速164kmを誇る剛腕ピッチャーです。
威力抜群の直球と鋭く落ちるフォークで三振を量産するピッチングスタイル。
【球種】
- フォーシーム
- フォーク
- スライダー
- カーブ
2シーズンで防御率2点台2回。
昨季4月10日のオリックス戦でNPB28年ぶりとなる完全試合を達成。
9回無安打無四球無失点19奪三振の圧巻の投球でした。
【侍ジャパンのライバルはアメリカ、ドミニカ、ベネズエラ】

WBC2023日本代表の注目選手をご紹介しました。
- 大谷翔平(エンゼルス)
- ダルビッシュ有(パドレス)
- ラーズ・ヌートバー(カージナルス)
- 鈴木誠也(カブス)
- 吉田正尚(レッドソックス)
- 山本由伸(オリックス)
- 村上宗隆(ヤクルト)
- 佐々木朗希(ロッテ)
大谷翔平選手を筆頭に現役メジャーリーガーが多数参戦する今大会。
ドリームチームと呼べるほどのチーム編成になりつつあります。
優勝を目指す日本代表のライバルは3カ国。
アメリカやドミニカ、ベネズエラが優勝候補で準決勝・決勝で当たるでしょう。
もう一度侍ジャパンがアメリカの地でトロフィーを掲げる姿を見たいですね。
気になる優勝候補国については以下の記事で解説しています。
注目選手のプレーを見て、スゴさを一緒に体感しましょ♪
「WBC2023」については以下の記事をどうぞ。
グループ組み合わせ、大会日程&放送日程をまとめてあります。
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