「北京オリンピック2022」のモーグル競技が2月6日に全日程を終えました。
- モーグル競技の日程・放送日程
- モーグル競技の金メダル候補
- 予選・決勝の結果
この記事では以上の3つをお伝えします。
新たな時代を担うであろう選手たちが、どのような活躍をしたか。
振り返ってみましょう!!
【モーグルの競技日程:2月3日(木)~2月6日(日)】
モーグル競技の予選~決勝までの流れはこんな感じです。
- 予選1回目
→上位10名の決勝進出が決まる - 予選2回目
→1回目で11位以下となった選手たちが滑り、上位10名の決勝進出が決まる - 決勝1回目(予選上位20名)
→上位12名が決勝2回目に進出 - 決勝2回目(決勝①上位12名)
→上位6名が決勝3回目に進出 - 決勝3回目(決勝②上位6名)
メダルを獲得するには、最後の6名に残らないといけません。
1本も無駄にできないあたり、勝負の難しさがありますね。
試合会場は「雲頂スノーパーク」。
かなりの急斜面を猛スピードで滑ったり、ジャンプしたりするんですから本当にすごいですよね~
2/3(木)
19:00 女子モーグル予選1回目
【放送予定】
- 18:45~ テレビ朝日系列
- 18:50~ NHK BS1
最終結果
1位 | ジャカラ・アンソニー(オーストラリア) | 83.75 |
2位 | ペリーヌ・ラフォン(フランス) | 81.11 |
3位 | ジェーリン・カウフ(米国) | 79.15 |
4位 | オリビア・ジャッチョ (米国) | 78.11 |
5位 | 川村 あんり(日本) | 76.36 |
6位 | 星野 純子(日本) | 75.38 |
7位 | ハナ・ソアー(米国) | 74.53 |
8位 | アナスタシア・スミルノワ(ROC:ロシア) | 73.01 |
9位 | ブリトニー・コックス(オーストラリア) | 72.26 |
10位 | ジュスティーヌ・デュフールラポワント(カナダ) | 71.45 |
- 上位10位以内の選手:02月06日(日)「女子モーグル決勝1回目」へ
- それ以外の選手:02月06日(日)「女子モーグル予選2回目」へ
20:45 男子モーグル予選1回目
【放送予定】
- 20:35~ NHK BS1
- 20:45~ テレビ朝日系列
最終結果
1位 | ミカエル・キングズベリー(カナダ) | 81.15 |
2位 | バルター・バルベリ(スウェーデン) | 79.12 |
3位 | バンジャマン・カベ(フランス) | 78.40 |
4位 | イミ・サロネン(フィンランド) | 76.39 |
5位 | コール・マクドナルド(米国) | 76.27 |
6位 | 杉本 幸祐(日本) | 76.26 |
7位 | ルドビグ・フィエルストロム(スウェーデン) | 76.20 |
8位 | 原 大智(日本) | 76.11 |
9位 | オッリ・ペンタラ(フィンランド) | 75.95 |
10位 | ディラン・ワルチク(米国) | 75.86 |
- 上位10位以内の選手:02月05日(土)「男子モーグル決勝1回目」へ
- それ以外の選手:02月05日(土)「男子モーグル予選2回目」へ
2/5(土)
19:00 男子モーグル予選2回目
【放送予定】
- 20:00~ NHK BS1
20:30 男子モーグル決勝
【放送予定】
- 20:00~ NHK BS1
- 20:30~ テレビ東京系列
【決勝1回目】
予選の成績が下位の選手からスタート。
金メダル大本命のキングズベリー選手の出番は最後となります。
→上位12名が決勝2回目に進出
順番 | 選手 | 得点 |
1 | マルコ・ターデ(スイス) | 74.71 |
2 | ニキータ・アンドレーフ(ROC) →決勝2回目進出 | 76.95 |
3 | サシャ・テオシャリス(フランス) →決勝2回目進出 | 76.59 |
4 | ドミトリー・レイヘルド(カザフスタン) →決勝2回目進出 | 76.90 |
5 | ニキータ・ノビツキー(ROC) | 75.88 |
6 | 堀島行真(日本) →決勝2回目進出 | 77.91 |
7 | クーパー・ウッズトパロビク(オーストラリア) →決勝2回目進出 | 77.58 |
8 | ニック・ページ(米国) →決勝2回目進出 | 76.80 |
9 | ブロディ・サマーズ(オーストラリア) →決勝2回目進出 | 76.15 |
10 | フェリックス・エロフソン(スウェーデン) | 74.97 |
11 | ディラン・ワルチク(米国) | 75.13 |
12 | オッリ・ペンタラ(フィンランド) | 74.68 |
13 | 原 大智(日本) →決勝2回目進出 | 78.59 |
14 | ルドビグ・フィエルストロム(スウェーデン) | 75.37 |
15 | 杉本 幸祐(日本) →決勝2回目進出 | 79.01 |
16 | コール・マクドナルド(米国) | 75.78 |
17 | イミ・サロネン(フィンランド) | 途中棄権 |
18 | バンジャマン・カベ(フランス) →決勝2回目進出 | 77.80 |
19 | バルター・バルベリ(スウェーデン) →決勝2回目進出 | 78.05 |
20 | ミカエル・キングズベリー(カナダ) →決勝2回目進出 | 81.78 |
【決勝2回目】
決勝1回目の成績下位からスタート。
→上位6名が決勝3回目に進出
順番 | 選手 | 得点 |
1 | ブロディ・サマーズ(オーストラリア) | 75.00 |
2 | サシャ・テオシャリス(フランス) | 73.40 |
3 | ニック・ページ(米国) →決勝3回目進出 | 76.92 |
4 | ドミトリー・レイヘルド(カザフスタン) | 76.77 |
5 | ニキータ・アンドレーフ(ROC) | 途中棄権 |
6 | クーパー・ウッズトパロビク(オーストラリア) →決勝3回目進出 | 77.22 |
7 | バンジャマン・カベ(フランス) →決勝3回目進出 | 78.82 |
8 | 堀島 行真(日本) →決勝3回目進出 | 79.58 |
9 | バルター・バルベリ(スウェーデン) →決勝3回目進出 | 80.33 |
10 | 原 大智(日本) | 76.82 |
11 | 杉本 幸祐(日本) | 75.73 |
12 | ミカエル・キングズベリー(カナダ) →決勝3回目進出 | 79.59 |
【決勝3回目】
決勝2回目の成績下位からスタート。
順番 | 選手 | 得点 |
1 | ニック・ページ(米国) | 78.90 |
2 | クーパー・ウッズトパロビク(オーストラリア) | 78.88 |
3 | バンジャマン・カベ(フランス) | 79.44 |
4 | 堀島 行真(日本) | 81.48 |
5 | ミカエル・キングズベリー(カナダ) | 82.18 |
6 | バルター・バルベリ(スウェーデン) | 83.23 |
最終結果:バルター・バルベリ(スウェーデン)が金メダル獲得!!
最終順位 | 選手 | 得点 |
1位 | バルター・バルベリ(スウェーデン) | 83.23 |
2位 | ミカエル・キングズベリー(カナダ) | 82.18 |
3位 | 堀島 行真(日本) | 81.48 |
4位 | バンジャマン・カベ(フランス) | 79.44 |
5位 | ニック・ページ(米国) | 78.90 |
6位 | クーパー・ウッズトパロビク(オーストラリア) | 78.88 |
金メダルを獲得したのはバルター・バルベリ選手でした!!
キングズベリー選手や堀島選手たちとの死闘を制して見事オリンピックチャンピオンに。
おめでとうごさいます!!
そしてうれしいことに堀島選手は銅メダルを獲得。
北京オリンピック日本代表最初のメダルとなりました。
まさかの予選2回目に回るという波乱がありましたが、
そこから持ち直して調子を取り戻していきました。
おめでとうございます!!
2/6(日)
19:00 女子モーグル予選2回目
【放送予定】
- 18:55~ NHK Eテレ
20:30 女子モーグル決勝
【放送予定】
- 20:00~ NHK Eテレ
- 21:00~ NHK総合
【決勝1回目】
予選の成績が下位の選手からスタート。
金メダル大本命のラフォン選手の出番は最後から2番目となります。
→上位12名が決勝2回目に進出
スタートリスト
順番 | 選手 | 得点 |
1 | カミユ・カブロル(フランス) | 70.31 |
2 | ユリア・ガリシェワ(カザフスタン) →決勝2回目進出 | 74.97 |
3 | カイ・オーウェンス(米国) →決勝2回目進出 | 75.26 |
4 | マケーラ・ガーケンスコフィールド(英国) →決勝2回目進出 | 73.99 |
5 | クロエ・デュフールラポワント(カナダ) →決勝2回目進出 | 73.60 |
6 | ポリナ・チュディノワ(ROC) | 70.36 |
7 | 冨高 日向子(日本) | 69.99 |
8 | ソフィー・アッシュ(オーストラリア) | 70.47 |
9 | 住吉 輝紗良(日本) | 71.52 |
10 | ソフィアヌ・ガニョン(カナダ) →決勝2回目進出 | 74.44 |
11 | ジュスティーヌ・デュフールラポワント(カナダ) | 途中棄権 |
12 | ブリトニー・コックス(オーストラリア) | 73.04 |
13 | アナスタシア・スミルノワ(ROC:ロシア) →決勝2回目進出 | 73.76 |
14 | ハナ・ソアー(米国) →決勝2回目進出 | 73.70 |
15 | 星野 純子(日本) | 73.19 |
16 | 川村 あんり(日本) →決勝2回目進出 | 80.72 |
17 | オリビア・ジャッチョ (米国) →決勝2回目進出 | 78.37 |
18 | ジェーリン・カウフ(米国) →決勝2回目進出 | 79.32 |
19 | ペリーヌ・ラフォン(フランス) →決勝2回目進出 | 79.86 |
20 | ジャカラ・アンソニー(オーストラリア) →決勝2回目進出 | 81.91 |
【決勝2回目】
決勝1回目の成績下位からスタート。
→上位6名が決勝3回目に進出
順番 | 選手 | 得点 |
1 | クロエ・デュフールラポワント(カナダ) | 72.96 |
2 | ハナ・ソアー(米国) | 75.16 |
3 | アナスタシア・スミルノワ(ROC:ロシア) →決勝3回目進出 | 78.64 |
4 | マケーラ・ガーケンスコフィールド(英国) | 73.04 |
5 | ソフィアヌ・ガニョン(カナダ) | 途中棄権 |
6 | ユリア・ガリシェワ(カザフスタン) | 49.74 |
7 | カイ・オーウェンス(米国) | 65.49 |
8 | オリビア・ジャッチョ (米国) →決勝3回目進出 | 77.57 |
9 | ジェーリン・カウフ(米国) →決勝3回目進出 | 80.12 |
10 | ペリーヌ・ラフォン(フランス) →決勝3回目進出 | 77.62 |
11 | 川村 あんり(日本) →決勝3回目進出 | 78.84 |
12 | ジャカラ・アンソニー(オーストラリア) →決勝3回目進出 | 81.29 |
【決勝3回目】
決勝2回目の成績下位からスタート。
順番 | 選手 | 得点 |
1 | オリビア・ジャッチョ (米国) | 75.61 |
2 | ペリーヌ・ラフォン(フランス) | 77.36 |
3 | アナスタシア・スミルノワ(ROC:ロシア) | 77.72 |
4 | 川村 あんり(日本) | 77.12 |
5 | ジェーリン・カウフ(米国) | 80.28 |
6 | ジャカラ・アンソニー(オーストラリア) | 83.09 |
最終結果:金メダルはジャカラ・アンソニー選手(オーストラリア)
最終順位 | 選手 | 得点 |
1位 | ジャカラ・アンソニー(オーストラリア) | 83.09 |
2位 | ジェーリン・カウフ(米国) | 80.28 |
3位 | アナスタシア・スミルノワ(ROC:ロシア) | 77.72 |
4位 | ペリーヌ・ラフォン(フランス) | 77.36 |
5位 | 川村 あんり(日本) | 77.12 |
6位 | オリビア・ジャッチョ (米国) | 75.61 |
見事金メダルに輝いたのはジャカラ・アンソニー選手!!
予選からすべて1位を獲得する圧巻の素晴らしい走りでした。
金メダル候補であった川村あんり選手は5位。
最後まであきらめずチャレンジし続ける姿勢に勇気をもらいました。
まだ17歳の川村選手の今後がとっても楽しみです!!
【金メダル候補たち】
モーグル競技の金メダル候補としてご紹介する選手たちは、
- 前回の平昌大会のメダリスト
- 21~22年シーズンW杯ランク上位3人(1月31日時点)
以上の選手を男女5名ずつ紹介していきます。
男子
ミカエル・キングズベリー(Mikael KINGSBURY):前回大会金メダリスト
【プロフィール】
- 国籍:カナダ
- 生年月日:1992年07月24日
- 身長:174cm
- 種目:モーグル
- 今シーズンW杯ランク:モーグル 1位
【主な成績】
- 2014年 ソチ五輪銀メダル
- 2018年 平昌五輪金メダル
- W杯モーグル総合9連覇(11-12年~19-20年シーズン)
- 2021年世界選手権
→モーグル1位
→デュアルモーグル1位 - 2022年 W杯(21~22年シーズン)
→ルカ大会 モーグル1位
→トランブラン大会 モーグル1位
→トランブラン大会 モーグル1位
→ディアバレー大会 モーグル1位
絶対的王者のキングズベリー選手。
前回大会金メダル&今季モーグルワールドカップランク1位の優勝候補大本命。
五輪金メダル、世界選手権モーグル&デュアルモーグル優勝、W杯総合優勝という4大世界タイトルを史上初めて手にした男子選手でもあります。
W杯総合9連覇の経験もあり、前人未到の強さといっても過言ではありません。
今シーズンのW杯のモーグルでは、7戦中4戦で1位を獲得。
モーグル男子のメダル争いは、キングズベリー選手を中心に行われそうです。
今シーズンのディアバレー大会で1位を獲得したときの映像です。
マット・グレアム(Matt GRAHAM):前回大会銀メダリスト
【プロフィール】
- 国籍:オーストラリア
- 生年月日:1994年10月23日
- 身長:171cm
- 種目:モーグル
- 今シーズンW杯ランク:モーグル 30位
【主な成績】
- 2018年 平昌五輪銀メダル
- 2019年 世界選手権 モーグル2位
- 2021年 世界選手権 デュアルモーグル2位
- 2021年 W杯モーグル総合優勝(20~21年シーズン)
- 2022年 W杯(21~22年シーズン)
→ルカ大会 モーグル10位
→イドレ大会 モーグル16位
平昌オリンピック銀メダルで昨シーズンのW杯モーグル総合優勝したグレアム選手。
もちろん金メダル候補です。
しかし今シーズンのW杯では本来のパフォーマンスを発揮できていません。
モーグルに参戦したのは2戦のみ。
表彰台入りとはほど遠い順位で、ワールドカップランクは30位と苦戦している模様。
ただオリンピックの舞台でメダルを獲得したことがあるのは大きなアドバンテージになるはず。ワールドカップや世界選手権とはまた違ったオリンピックの雰囲気。
自分のパフォーマンスを発揮できれば自己最高の金メダルを手に入れるのも夢ではありません。
昨シーズンのディアバレー大会で3位になった映像です。
原大智(Daichi HARA):前回大会銅メダリスト
【プロフィール】
- 国籍:日本
- 生年月日:1997年03月04日
- 身長:172cm
- 種目:モーグル
- 今シーズンW杯ランク:モーグル 7位
【主な成績】
- 2018年 平昌五輪銅メダル
- 2019年 世界選手権
→モーグル3位
→デュアルモーグル3位 - 2019年 W杯総合6位(18~19年シーズン)
- 2022年 W杯(21~22年シーズン)
→アルプデュエズ大会 モーグル2位
前回大会では見事銅メダルを獲得した原選手。
平昌オリンピック終了後は競輪選手としての活動もしています。
モーグルと競輪の二刀流という変わった経歴の持ち主なんです。
今シーズンのワールドカップでは表彰台入りは1度のみ。
オリンピックの大舞台は経験済みなので、それを武器に金メダル争いに加わってほしいですね。
今シーズンのアルプデュエズ大会で2位になったときの映像です。
堀島 行真(Ikuma HORISHIMA):今シーズンW杯ランク2位(暫定)
【プロフィール】
- 国籍:日本
- 生年月日:1997年12月11日
- 身長:170cm
- 種目:モーグル
- 今シーズンW杯ランク:モーグル 2位
【主な成績】
- 2017年 世界選手権
→モーグル1位
→デュアルモーグル1位 - 2018年 平昌五輪出場
- 2021年 世界選手権3位
- 2018年 W杯モーグル総合3位(17~18年シーズン)
- 2019年 W杯モーグル総合2位(18~19年シーズン)
- 2020年 W杯モーグル総合2位(19~20年シーズン)
- 2022年 W杯(21~22年シーズン)
→ルカ大会 モーグル3位
→イドレ大会 モーグル1位
→イドレ大会 モーグル2位
→アルプデュエズ大会 1位
→アルプデュエズ大会 3位
→トランブラン大会 モーグル3位
→トランブラン大会 モーグル3位
→ディアバレー大会 モーグル1位
→ディアバレー大会 モーグル1位
堀島選手はワールドカップランクトップ3の常連。
19年と20年は2年連続でモーグル総合2位の実力者。
今シーズンのパフォーマンスは好調で、モーグルでは9戦中4戦で1位を獲得。
絶対王者キングズベリー選手としのぎを削っています。
特筆すべき点は、今季すべての戦いで表彰台に入っている抜群の安定感です。
前回の平昌大会では11位という悔しい結果に終わりましたが、雪辱を果たす時は来ました。
メディアの予想では、キングズベリー選手と堀島選手の一騎打ちが大多数。
堀島選手の場合、メダル獲得は確実で、問題は何色のメダルになるかと言えそうです。
今シーズンのディアバレー大会で1位を獲得したときの映像です。
バルター・バルベリ(Walter WALLBERG):今シーズンW杯ランク3位(暫定)
【プロフィール】
- 国籍:スウェーデン
- 生年月日:2000年3月24日
- 身長:184cm
- 種目:モーグル
- 今シーズンW杯ランク:モーグル3位
【主な成績】
- 2018年 平昌五輪出場
- 2019年 W杯モーグル総合4位(18~19年シーズン)
- 2020年 W杯モーグル総合7位(19~20年シーズン)
- 2021年 W杯モーグル総合4位(20~21年シーズン)
- 2022年 W杯(21~22年シーズン)
→トランブラン大会 モーグル2位
→トランブラン大会 モーグル2位
→ディアバレー大会 モーグル3位
バルベリ選手は前回の平昌五輪に出場しています。
今シーズンのW杯では7戦中3戦で表彰台入りを果たしており、現在ワールドカップランク3位につけています。
最高のパフォーマンスを発揮できれば金メダル獲得の可能性もあります。
モーグル男子でダークホースとなれるのか楽しみな存在の選手。
今シーズンのトランブラン大会で2位になったときの映像です。
女子
ペリーヌ・ラフォン(Perrine LAFFONT):前回大会金メダル
【プロフィール】
- 国籍:フランス
- 生年月日:1998年10月28日
- 身長:162cm
- 種目:モーグル
- 今シーズンW杯ランク:モーグル 2位
【主な成績】
- 2017年 世界選手権2位
- 2018年 平昌五輪金メダル
- 2021年 世界選手権1位
- 2018~21年 W杯種目別総合1位
- 2022年 W杯(21~22年シーズン)
→イドレ大会 モーグル2位
→トランブラン大会 モーグル1位
→ディアバレー大会 モーグル1位
ラフォン選手は、オリンピック前回大会の金メダリスト。
現在W杯モーグル総合4連覇中で、金メダル最有力候補です。
今シーズンのW杯でも安定の強さを見せており、表彰台入りは3回。
そのうち1位を2回取っています。
女子モーグルの金メダル争いはラフォン選手を中心に行われるでしょう。
今シーズンのディアバレー大会で1位になったときの映像です。
ジャスティーヌ・デュフールラポワント(Justine DUFOUR-LAPOINTE):前回大会銀メダル
【プロフィール】
- 国籍:カナダ
- 生年月日:1994年3月25日
- 身長:163cm
- 種目:モーグル
- 今シーズンW杯ランク:モーグル 16位
【主な成績】
- 2012~2016年 W杯総合2位
- 2014年 ソチオリンピック金メダル
- 2015年 世界選手権優勝
- 2018年 平昌オリンピック銀メダル
- 2022年 W杯(21~22年シーズン)
→表彰台入りはなし
デュフールラポワント選手は、ソチで金メダル、平昌で銀メダルを獲得した選手です。
しかし平昌五輪以降、W杯年間ランクや世界選手権で表彰台入りを逃しており、本来のパフォーマンスを発揮できていないシーズンが続いている印象。
今シーズンのワールドカップでは表彰台入りはなく、ワールドカップランクも16位に低迷しています。
全盛期のパフォーマンスを取り戻すことができれば、自身2個目のオリンピック金メダルを手に入れる可能性は十分にあります。
W杯19~20年シーズンのカリガリー大会で3位になったときの映像です。
ユリア・ガリシェワ(Yuliya GALYSHEVA):前回大会銅メダル
【プロフィール】
- 国籍:カザフスタン
- 生年月日:1992年10月23日
- 身長:162cm
- 種目:モーグル
- 今シーズンW杯ランク:モーグル 14位
【主な成績】
- 2018年 平昌五輪銅メダル
- 2019年 世界選手権
→モーグル1位 - 2021年 世界選手権
→モーグル2位 - 2022年 W杯(21~22年シーズン)
→表彰台入りはなし
ガリシェワ選手は前回大会銅メダルを獲得しました。
世界選手権では19年に1位、21年に2位となっています。
ワールドカップでは苦戦が続いており、今シーズンは未だ表彰台入りはゼロ。ワールドカップランクも現在14位と苦しい戦いとなっています。
調整が上手くできれば2大会連続のメダルも視界に入ってくるでしょう。
W杯19~20年シーズンのカリガリー大会で2位になったときの映像です。
川村あんり(Anri KAWAMURA):今シーズンW杯ランク1位(暫定)
【プロフィール】
- 国籍:日本
- 出身:東京都
- 生年月日:2004年10月15日
- 身長:153cm
- 種目:モーグル
- 今シーズンW杯ランク:モーグル 1位
【主な成績】
- 2019年 W杯ルカ大会 モーグル2位
- 2020年 全日本選手権 モーグル優勝
- 2019-2020シーズン FIS WCフリースタイルスキー女子部門 新人賞
- 2020年 W杯(19~20年シーズン)
→イドレ大会 モーグル2位 - 2021年 W杯(20~21年シーズン)
→ディアバレー大会 モーグル2位
→イドレ大会 モーグル1位
→アルプ・デュエス大会 モーグル2位 - 2021年 世界ジュニア選手権 モーグル優勝
- 2021年 世界選手権代表
- 2022年 W杯(21~22年シーズン)
→ディアバレー大会 モーグル1位
→イドレ大会 モーグル1位
→アルプス・デュエズ大会 モーグル2位
→トランブラン大会 モーグル1位
→ディアバレー大会 モーグル1位
川村選手は、日本女子モーグル界期待の超新星です。
2019-2020シーズンには「FIS WCフリースタイルスキー女子部門 新人賞」を受賞しており、若干17歳ながらその実力はすでに世界トップレベルなんです。
今シーズンのワールドカップは絶好調で、4戦で1位を獲得しています。
ワールドカップランクも現在1位。
あのラフォン選手を抑えて堂々のトップを走っています。
今回の北京大会がはじめてのオリンピックで、独特の雰囲気を肌で感じていると思います。
ですがいつもどおりのパフォーマンスを出せれば金メダル獲得という偉業を成し遂げられるように思います。
今季W杯ディアバレー大会で1位を獲得したときの映像です。
ジャカラ・アンソニー(Jakara ANTHONY):今シーズンW杯ランク3位(暫定)
【プロフィール】
- 国籍:オーストラリア
- 生年月日:1998年07月08日
- 身長:170cm
- 種目:モーグル
- 今シーズンW杯ランク:モーグル 3位
【主な成績】
- 2018年 平昌オリンピック モーグル4位
- 2019年 世界選手権 モーグル2位
- 2022年 W杯(21~22年シーズン)
→ルカ大会 モーグル2位
→アルプ・デュエズ大会 モーグル1位
→トランブラン大会 モーグル2位
→ディアバレー大会 モーグル2位
アンソニー選手は前回の平昌オリンピックで4位でした。
あと一歩でメダルを獲得できたので非常に悔しい思いをしたはず。
この悔しさを晴らすため、北京オリンピックに標準を合わせています。
それを証明するかのようにオリンピックイヤーとなる今シーズンは好調をキープ。
4戦で表彰台入りを果たしています。
前回大会ではあと一歩で届かなかったメダル獲得。
北京大会ではメダル獲得はもちろん、金メダルを狙って圧巻のパフォーマンスを見せてくれそうです。
今季W杯ディアバレー大会で2位を獲得したときの映像です。
まとめ
- 日本モーグル界史上初の男女金メダルは夢物語ではない
- 堀島選手はキングズベリー選手と一騎打ちの様相
- 川村選手はラフォン選手と一騎打ちの様相
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